今日は消防の豆知識をお話しするので、ぜひ消防の理解を深めて言ってください。
消防の職業は特殊で、知らないことも多々あると想うので、元消防士の僕が消防のアレコレを紹介したいと思います。
なぜ東消の救助隊は犬のワッペンをつけるの?
事実として、1973年以来、レスキュー隊員たち(そして、特別高度救助隊や海難救助隊、山岳救助隊も同様に着用)のオレンジ色のユニフォームに付けられたワッペンには、誇らしげな顔をしたセント・バーナード犬の姿があります。なぜ、わざわざスイスのセント・バーナードがデザインに起用されたのでしょうか?
それを説明するには、200年以上前、スイス ・アルプスで素晴らしい偉業を成し遂げ、その行動が人命救助を職業とする人たちの士気を高め、ついには救助のシンボルとなった。という経緯があります。
難易度★★★★
警視庁と消防庁の襟章の違い
では、クイズです。
どちらが、消防マークかわかりますか?(左下の二つのマークでどっちが消防?)
これが分かれば、難易度★★
割とわかる人は多いんじゃないかなって思ってます。
正解は・・・
①クモの巣模様が「ホース」
②真ん中の円から伸びている筒状のものが「ホースの先に結合し、水を出す筒(管そう)」
③その管そうと管そうの間から伸びている矢印が「水柱」
その他にも中心の円形は、何を表しているかというと、太陽を表しています。
太陽は世界中全ての人間に必要なもの、「国民の太陽」になりたい!!という消防士の強い願いが込められています。
なぜ救助隊はオレンジ色なのか?
難易度★★★救急隊の執務服
救急隊の服がグレーである理由は、救急活動中に傷病者や家族へ清潔感をもってもらえるためと言われています。また、出動時は救急服の上に、青色の感染防止衣を着用します。医者や看護師の方が、白や青系統の制服を着ているのもなんとなく関連性はありそうですね。
ポンプ隊の執務服
消防士の活動服は明るい紺色の作業服。
これは、火災の熱や炎に耐えられる耐熱防炎繊維を使った生地で作られていて、静電気による着火を防ぐために帯電加工が施されています。
救助隊の執務服
本題の救助隊の服装ですが、なぜオレンジ色なのかというと、、、
オレンジ色が国際救難色であるからです。
なので、日本のみならずどこの国に行ったとしても、救助隊はオレンジ色の服装で救助活動のお仕事をしています。
因みに、光は赤橙黄緑青藍紫の順番で波長が短くなります。
皆さんご存知の虹の配色と同じです。
人間が視認できる光はこの7色で、波長が長い赤色が一番遠くまで届く性質があり、波長が短い紫は視認しづらいってことになります。
救助隊のオレンジ色も光の性質と同じで波長の長いオレンジ色を使用することで暗闇や煙の中でもお互いを視認しやすいっていう特徴があります。
でも待って!!はらちゃんって声が聞こえてきそうですね。っw
それだったら、赤の服装にしたらよかったんじゃないの??
って思った方は、目の付け所が素晴らしいです!!
赤が一番視認性も強く一番目立つあそこに使われています。
そうです!!!それです!!
消防車両ですね。赤色灯と言って警察車両や救急車も赤の赤色灯を回していますね。赤は目立つので緊急を周囲に知らせるのには効果的な色ってのがこれでわかりますね。諸説ありますが、この消防車両と同じ色にしてしまうと、同化して返って目立ちにくくなることから、活動現場ではどんな状況でも視認しやすいオレンジが採用されたという経緯があります。
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