ライフハック(Lifehack)

行動力を停滞させる思考

人の行動は、習慣化され、自分の都合のいいように、物事を捉えます。

そして、自分の行動を正当化していきます。

日頃の習慣を見直し、何か新しい事を考えて、始めようとするとき、
行動に移そうとするとき、人はこんな思考に陥いる方が大半です。

「もうちょい勉強してから、行動した方が・・・」

「もうちょい準備してから、行動した方が・・・」

「もっと考えてから、行動した方が・・・」

「もっと計画を練ってから、行動した方が・・・」

「もっと実績を積んでから、行動した方が・・・」

「もっと人の意見を聴いてから、行動した方が・・・」

「もっと調べてから、行動した方が・・・」

「もっとお金を稼いでから、行動した方が・・・」

「もっと情報を持っている詳しい人に聴いてから、行動した方が・・・」

このように、完璧主義を求め過ぎ、自分が行動しない事を正当化すると、行動に移すことができなくなります。

この思考は、自分自身の行動を変えるに当たっては、非常に危険です。

なぜなら、いつまで経っても行動に移せないからです。

たとえ、行動したとしても、かなり時間が経過しており、先に誰かに実行されていたり、トレンドが過ぎ去り、チャンスのタイミングを逃してしまう可能性もあります。

そして実行されたときには、自分にとっても、他人にとっても「価値のないもの」に
なっている可能性が高いです。

でも、多くの人がこの完璧主義思考・行動しない事を正当化する思考に陥ってしまいます。

この思考に陥る要因は、2つあります。

思考の停滞要因

●1.時間は無限に有るという感覚

正確には、
まだ時間はたっぷりあるぞと
勘違いしているからです。

時間がたくさんあるからその分、しっかりその分野のことを勉強しよう
計画しよう、準備しようと考えます。

「パーキンソンの第1法則」を紹介します

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パーキンソンの第1法則

仕事の量は、完成のために
与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する

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時間効率が落ちると言うことです。

例えば、一日の休日が有り、時間がたっぷりあるから、ブログ記載時間はたっぷりあると考え、のんびりしていると、本来は2時間ほどでできる作業が、4時間かかっていたりします。

時間が有ると、考えてしまうと、時間に合わせて作業をする為に、作業効率は落ちます。

誰もが必ず平等に与えられているものが、時間です。

時間は有限

●2.結果を恐れる

はじめやろうと考えた瞬間は、良い・いける・成功できるとポジティブな思考になっていますが、考える時間が長ければ長いほど、ネガティブな情報も入って来るから、最悪の状況を考えてしまいます。

何かを始めたときに行動したときに、良くない結果が、出るのが怖いから、やらない理由を揃え出します。

もっと勉強せんとアカン
もっと計画せんとアカン
もっと準備せんとアカン

資金が足りてないからアカン

人材不足やから、まだアカン

とポジティブ思考からネガティブ思考に切り替わります。

この「完璧主義思考」・「先延ばし思考」がある限り、

新しいチャレンジは、なかなか達成されません。

では、どうすればよいか。

対策としては、以下の3つです。

行動力を向上させる3つの方法

★1.期限を設定する

いつまでにやるかを明確にしましょう。

ただし、5年後、1年後とか期限が長すぎると
同じことが起こります。

なので、、、

おおよそ、3ヶ月後くらいに目標を切ると丁度よいです。

なぜ、3ヶ月かというと、人間の細胞の切り替わりが、約3ヶ月と言われているからです。

★2.公言する

期限を設定した後にするのは、勝手にその期限を先延ばししないように、

『いつまでに●●します!』

という風に公言して逃げられないようにしましょう。

ここで、公言する人は誰でも良いと言う訳ではなくて、できるだけ応援してくれる人、ポジティブな気持ちにさせてくれる人に公言しよう。否定的な人やネガティブな人に話すと、自分自身のモチベーションが下がるからです。


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ドリームキラーはすぐ側にいる


この時のポイントは、
「文字に残すこと」

口頭で伝えただけだと
みんな忘れてしまいますので、

ブログなり、Facebookなり
Twitterなり、インスタグラムで文字に残して

【衆人環視】の中に身を置きましょう。

自分が逃げられない環境や仕組みを創るのがおすすめです。

★3.結果を受け入れる覚悟を持つ

新しいことをスタートするに当たり、一番大切なことです。

覚悟が無ければ、すぐに諦めてしまうからです。

どんな結果が起こっても
それを受け入れる
覚悟を持つことです。

周りからあまり良い評価を
得られなかったとしても、

行動したことは評価に値します。
自分を褒めてください。

その結果を踏まえて、今後はどう改善していくかを考え、対策する。
そして、PDCAサイクルを回していけば、失敗は失敗で無くなります。

結論

「完璧主義思考」は、行動の停滞を生む原因です。

もし、こんな状況に陥っているのであれば

① 期限を設定
② 周囲に公言
③ 結果を受け入れる覚悟を持つ

是非、上記3つを試してみてください。

必ず、思考は現実化する!!

人生は夢の大きさにおおむね比例する