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◯ 初心者必見 論文対策についてはらちゃん流3つの視点
本日の流れは、まずは論文の基本構成についてお話してから、NG表現についてと最後に、はらちゃん 流の3つの考える視点についてお話します。最後まで見ると、試験時や対策時の考える視点が、割と簡単にイメージしやすくなっているはずです。
◯論文の基本構成
①序論(論点と意見を書く)
「何を意図しているか」「どのような問題意識を持っているか」「どのように議論していくか」ということを簡単に紹介する。
※割合;10〜20% 120〜240字/1200字
例;
コミュニケーションの本質は、相手の話に耳を傾けて、話を聴くことが第一前提として考えられる。次に相手へ自分の意見をわかりやすく伝えること。消防職員間での連携や地域・自治体、時には、社会全体へ影響力を与えるSNSでの発信も必要不可欠となる。よって、以下に私のコミュニケーション能力を消防官として活かす方法を3つ述べる。
②本論(意見の根拠を述べる)
具体的な例を挙げて、自分自身の論点や意見を深掘りして説明する。意見や対策案を3つの視点で論述していくと組み立てやすい(はらちゃん 流)
※割合;60〜80% 720〜960字/1200字
①聴き力がある
話の途中で横槍を入れことなく、話を最後まで聴いた後に、自分自身の意見を述べる。もしくは、聴き役に徹する事を意識している。
例えば、エピソードや経験
②積極的に話しかけることができる
防災訓練や消火器取り扱い訓練時に、積極的に子どもたちに話しかけることができる。
例えば、エピソードや経験
③SNS運用ができる
自分自身がSNS(ソーシャルメディア)を使用していることから、SNSの発信により、防災対策や家具落下防止対策等の情報を発信することにより、周知することも可能である。しかし、課題となるのが、一方的な発信になりがちであるからこそ、コメント欄等を公開してコミュニケーションをする必要もあると考察する。
例えば、Facebookグループで、消防飯を配信して、少しでも地元消防の事を知ってもらおうと取り組んでいる消防局もある。
③結論(本論で述べたことに対しての意見と将来像を述べる)
テーマ(課題)に対しての最終的な自分の意見を完結にまとめて述べる。
※割合;10〜20% 120〜240字/1200字
例;
消防官として、自分自身のコミュニケーション能力を活かし、市民一人一人が安全意識を持って、連携協力を得られやすい風土づくりの醸成に力を注ぐと共に、地域への溶け込みを主眼とする。市民や行政がスクラムを組む上で、上記で述べたコミュニケーションが重要な役割を果たすと考えている。
◯NG表現;
・〜です。〜ます。〜しました。
〜思います。(OK;〜と考える。〜と考察する)
・政治や他人の批判する発言
〜は間違っている。
・評論家的な表現(他人任せな表現)
例;〜するべきである。
→ 〜に関して、主体的に取り組みたいと考えている
◯はらちゃん流
もし、難しい論文テーマが出た時の考え方として、参考にしてみてください。以下の三つの視点で、考えると論文を書き進めやすく、文章がまとまります。
①自助【個人に与える影響】
自助の視点での消防職員として、自分自身の体調管理を徹底する為に熱中症の知識をつける。これにより、周囲へ及ぼす影響も応じる。例えば、こまめな水分補給、大きい血管部分の冷却、、、これらを知っていることで、普段からも道端で倒れている人がいれば、応急処置が可能になる。
②共助【短な仲間や地域に与える影響】
共助の視点での消防職員として、高齢者の健康増進を推進するための取り組みが必要である。
③公助【社会全体への影響】
公助の視点での消防職員として、地域および自治体管内での広報活動が重要である。
以上の三要素は、防災対策の三要素としても取り上げられるほどなので、行政機関で働く人材としては、知っておいた方がいい考え方だと思うので、参考にしてみてください。
ただ、この考え方がすべての論文課題に使用できるとは限らないので、ご注意ください。
社会問題に対しては、大概が対応できますが、概念的なリーダーシップとは?やコミュニケーションとは?みたいなのが来ると、少し難しくなって来ると思います。先ほどはコミュニケーションについてを無理やり当てはめて考えたら、できたのでできないこともないです。良かったら、使ってみてください。
一つ一つの積み重ねが、合格への必須条件