消防士(Fire Fighter)

東京消防庁で消防士として勤めて嫌だったこと3つ

消防士をやってて嫌だったこと

はらちゃん
はらちゃん
どんな職業でも嫌な事はある

◯ 飲み会で一気飲み

 若手の飲み会は一気飲みが強要させられていた。断ったら、ノリが悪いなーって感じになる。とにかく、お酒は好きなんですが、一気飲みの強制があったり、煽りがあったりするので、かなりキツかったです。

若手の飲み会それはそれで大変

◯ 飲み会で上司の武勇伝を聴かないといけない

 とにかく話が長い。さらに言うと、それこの前も聞いた。って言うケースが多かったりする。若手からしたら、興味があったら、こっちから聞きます。って話じゃないですか。例えば、僕は救助隊になりたかったから、救助の資格を持っている人にどうやったら、救助隊員になれますか?っとか色々聞いていました。救助持っていない人でも、やたらロープワーク早い人とかいたら、聞いてましたし、趣味でサーフィンをしている先輩がいたら、「えっ僕もサーフィンしたいんですけど、どうしたらいいですか?」

 って、興味が湧きますよね。それが自分は自然な流れのコミュニケーションの姿だと思ってるんですけどね。あくまでも自分の考え方です。

武勇伝の話が長い、同じ話の繰り返し

◯ 信頼関係の形成が大切 

  だから、上司の方がまずすることは、若手の信頼を掴んで、興味を持ってもらうことですよね。すごいなこの人、この人みたいになりたいって思ってもらう事ですよね。これは、人間関係なんでお互いに言えることかもしれませんがね。ただ公務員の世界は、上司が部下を評価してるので、部下は上司の評価を気にして、上司の顔色を伺いながら仕事をしていることに問題がありですね。自分が知っているイケてる企業は、昇任が選挙制になっている企業があるので、これは面白い組織文化だと感じました。こうすると、部下は上司の顔色を伺わずに、仕事できるし、上司は踏ん反り返ることができなくなるので、上司も部下も切磋琢磨できる環境が整うかもしれませんね。

ただこれに関しては、消防の世界でいいかどうかは別です。

って言う僕の話が武勇伝になってたり、無駄話が長いな〜ってなってたら、ごめんなさい🙏

できるだけ武勇伝とか自慢話を長々しないように、皆さんに役に立つような事を簡潔に分かりやすく話していくように気をつけます。努力します。

◯ 訓練がいや!

 筋トレは好きなんですけど、訓練はめちゃくちゃ嫌でした。理不尽に怒られる事だってあるんで、例えば、隊長からの指示で梯子結着しろって言われてやってるのにも関わらず、

「何やってんだお前わっ」とか言われます。

えっやれって言いましたやん。
ってなるんですけど、言い返したところで隊長もそんな事言うわけないだろと、逆鱗に触れてしまう。隊長の威厳とか立場もあるんで、下がれない状況になってるんでしょうね。

上下関係が厳しいこと

◯ 上下関係は期生順

 とにかく、消防は入った期生順で、先輩後輩っていう感じです。なので、大卒で入ると、年下の先輩もいます。別にここに関しては、なんの問題もないんですが、年下の先輩も気を使って、いろんなことをしてくれるんですが、そこで上司に怒られることもあります。例えば、はじめ卒配で署に配属になると、雑用もたくさんあります。タバコの処理とか食当の準備とか。通信勤務とか。ここで先に先輩に雑用をやらすと、何を先輩にやらせてるんだ、お前が一番下なんだから、一番先に気づいてやらんとだめだろっ的なことも言われます。わかります。わかりますよ。雑用の重要さもめっちゃわかる。できるやつはそつなく、やれるのわかります。でもその時トイレ掃除してた。俺!!

って思ってるんですけどね。

・目配り・気配り・心配り

 とにかく、目配り・気配り・心配りが大切だと言われるぐらい職場では神経を研ぎすませていました。(特に一年目は)

 もちろん今なら、わかります。普段から神経を研ぎ済まして、視野を広く、周りが何を求めているかを察知することで、現場の活動に生きることが、ただ若手はそんなことも分からないですよね。ちゃんと説明してもらわないと、、、ちゃんと説明してくれる人が少ないから、しんどくなるんですよね。そして、ただただ怒られているような感覚になって、しょげちゃうんですよね。ここで上司は逐一説明することが大切ですね。

・聞き流す事も大切

 ここで、僕が皆さんに言いたいのは、怒られていることに対して、感情で反応しないということです。どういうことかと言うと、上司から指摘を受けた時、うわ〜怒られたって思わないことです。上司が言ってることが、どう言うことなのか。頭で理解して、自分に足りていない事を言ってくれているんだって、捉える事です。そして、自己成長に生かすことです。怒るの下手くそやな〜って思ってたらいいです。それを口にしたらだめですけどね。思う分には自由なんでね。

メンタルの成長に繋がる

◯ 給与面に関して

 給与に関してはどうなんですか。って言う意見もあるかもしれないですが、自分は満足でした。
 その時は筋トレして、美味しいものが食えたら良かったんで、偶に温泉旅行行けたら、めっちゃ幸せでしたね。特に、ブランドもんとか、高級車が欲しいとかも無かったので、、、言っても多少のブランドもんをポイントポイントで買う事は出来ましたし、、、そもそもサラリーマンをしてたら、上限があるのは当たり前なんで、そこの金稼ぎが目的なら消防士になるべきでは無いです。言うてそこそこの給与はもらえますからね。ただ、20代で1,000万円稼ぎたいってなると、消防士は無理です。

 

って言うところで、今回は終了にしたいと思います。

ではまたお会いしましょう。