消防士(Fire Fighter)

消防学校で怒られたワースト3

はらちゃん
はらちゃん

みんな!!
怒られるのは嫌だ!!

みなさん怒られるのは嫌ですよね。怒ってる側も好きで怒っている訳ではないです。むしろ、僕たちのことを成長して欲しいとか、立派な消防官へ成長して欲しいと思って、指導してくれる先輩や上司が大半です。なので、その事を念頭において、消防訓練に判断していただければと思います。そして、嫌になる気持ちを少しでも抑えらると幸いです。ただ、何と言っても、怒られるのには理由があって、理由があるという事は、そのポイントを抑えておけば怒られる頻度は少なくできるので、今から紹介して行くので参考にして下さい。

① 笑ってはいけない

訓練中に同期と話していて、笑ってしまった。その時に指摘されました。

「なんでお前たちは笑っているんだ!!」
「何がそんなに可笑しい??」と言われて、、、

その後、僕たちは訓練を受ける事はできませんでした。
では、なぜ笑ってはいけなかったを説明します。

笑ってはいけない理由

消防士の現場は、笑っていい現場はない。消防士という職業は、人々が悲しんでいたり、人が苦しんでいる現場に出場して行くことになるその事を念頭に入れておかなくてはいけないという事。

例えば、火災の現場は、火事で人命を失う現場であり、人の財産を失っている現場でもあります。なので、笑える場面は一切ないし、笑っている事は不謹慎で、不適切な行動になります。救急の現場でも同じです。

② 基本をダラダラしない(礼式や訓練)

決まりきった事を掛け声に従って行動する。集合の掛け声がかかると、猛ダッシュで走らないといけない。呼ばれたら、大声で返事をしないといけない。その他に、ロープ結索や三連梯子やエンジンカッターや投光器・発電機の取り扱い手順を大声で言う。このような消防資機材には必ず取扱説明書があります。そして、これを素早くやらないといけません。

なぜならと言うと、消防士の現場はスピード勝負で、1分1秒遅れることが人の命に繋がるからです。また、正しく資機材を取り扱わないと、人の命が関わっていると言うことです。

例えば、高所の救助時に、三連梯子の伸ていで、三連梯子の全長を知っておく必要があります。想定としては3階に要救助者がいると想定して、三連梯子を伸ていしても、3回までは届かないと頭に入れておいて置かなくてはいけません。では、ここでどうするのか??となると、、、掛け金式のフックのはしごを搬送しなければいけません。

これを知らなければ、救助に行った目の前で、要救助者の死を見届けることになります。

③ 身だしなみ

正服がしっかりアイロン掛けされてない。階級章が付いていないとか
ネクタイが歪んでる。ヒゲの剃り残しに関しては、厳しく怒られます。

なぜならと言うと、消防士は常に都民や市民から見られていると言うことです。火災現場だけではなくて、立ち入り検査等でマンションの管理人の方と建物の消防設備の確認をします。その際に消防法を根拠に指導をしなければいけません。ここで、指導者の消防士の身だしなみが乱れていると説得力を失う可能性があるからです。

また、消防訓練で幼稚園や小学校にも行きます。その際に服装や態度等々を見られています。そして、子供達の憧れである消防士が髭ぼうぼうで、だらしない格好をしていると、消防士としてのイメージも下がります。

まとめ

消防学校は、消防の基礎的な活動や知識・行政法(消防法)等を幅広く学部場所で、社会人としての基礎の基礎部分を身につける場所なので、真面目にやっていれば、叱られる事は最小限に抑えられると思います。っと言っても、自分たちは社会に出て、消防士になって、怒られないために仕事をしているのではなくて、消防士なら病気で苦しんでいる人を少しでも楽にしてあげる事だったり、火災現場なら延焼防止して、市民の健康や財産を守るためにやったり、人命救助のためとか、根本は助けを求めている人の役に立つために仕事をやっているので、その初心を忘れないで1日1日を大切にして欲しいと思います。