金魚の集中力
現代人の集中力は、金魚の集中力の9秒より短いと言われていた事が有名です。
これは、Instagram上にイーロン・マスク(実業家)テスラ社CEOが発言していました。
そして、これまでも集中力やセルフコントロールは、なかなか継続する事が難しいというのが、世間一般的な常識でした。
私自身の経験としても、私の集中力が継続しているのは、3分ぐらいです。
←ウルトラマン級です。笑
熱中して、トレーニングしている時やドツボにハマる読書の時は、30分ぐらいは外野の声が聴こえません。
ってな事で、自分の話は置いといて、最近の研究結果
「集中力を継続することは可能」
という研究結果が出ていますので、ご紹介します。
トロント大学の研究
17,671人を対象に、17週間の期間実験研究を実施した。
試験対策の学習やオンライン上での学習をする様子を調査した。
その結果、同じタスク=学習を行なっていると、30分で集中力の低下、50分で集中力は崩壊状態になる。
しかし、タスクシフトを実施すれば、1日を通して、集中力を継続する事が発覚した。
●参考文献; https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/28931013/
集中力を継続する方法
上記の研究結果で、言っているタスクシフトをすれば、集中力は継続可能という事について例を挙げて説明します。
例えば、筋肉の使い方です。
私たちが、腕の筋肉を強化するために、腕立て伏せを継続していると、限界がきますよね。プルプル震えてきて、それ以上は継続不可能だから一旦ブレイクタイムを挟みます。腕の上腕筋は腕立て伏せで、疲労困憊状態です。しかし、腹筋や足部の大腿筋は、ほぼ動いていないので、継続強化可能です。
このように、使用する筋肉群をシフトチェンジする事で、運動を継続する事が可能です。
これが、脳の使い方でも同じ事が言えます。
例えば、英語の学習で、単語の暗記をしており、集中力が途切れてきたと感じたら、歴史の暗記や漢字の暗記をするのは、ドンドン疲弊して行くという事です。なので、集中力が切れてくると、運動をして身体を動かしたり、音楽を聴いたり、タスクシフト=(気分転換)をする事が大切です。
運動や音楽を聴くことは、脳を使うのとなんの関係もないじゃないか。
と思うかもしれませんが、その考え方は間違いです。私たち人間は、脳に命令を送ってから、手足や身体を動かしています。だから、運動をする事が、脳の活性化や若返りに繋がります。
タスクシフトを上手いこと利用し、集中力を保ちながら人生を豊かにしていきましょう。
とは言っても、集中力を継続することは、非常にエネルギーがいる事であり、限界はあると想います。そんな時は、自分自身が何を目指しているか。どんな人生を歩みたいか。どんな目標や夢があるか。自分との対話に時間を費やすのもいいかもしれません。
経営者なら、常に結果を求められている世界で生きています。
会社員の方も同じく結果を求められており、評価をさせる立場に生きています。
スポーツ界も同じです。
もちろん、プロセスも大事だけど、、、結果が出なければ、価値が低いと評価されます。結果が出てないことは、プロセスに問題があるからです。きっと、やり方が間違っているのでしょう。
だからこそ、結果を残す必要があります。
でなければ、プロセスが大事は、本当にただの綺麗事で終わるからです。
私は、自分がやりたい事に対して、集中力を注ぎ込み、自分自身が最大限のパフォーマンスを出す事に集中したいと考えています。
皆さんにとっても、集中力により、豊かで、幸せな未来が訪れる事を祈っています。