消防士(Fire Fighter)

消防試験の面接で大切な項目3つ【①身だしなみ②礼節③〇〇力】6年間マネージメント(人事含む)をやってきた自分の経験からお伝えします(元消防士)

◯ 面接について

面接で大切な項目について3つを話ししていきます

 消防時代には、人事にいた訳ではないので、どのような採点項目があるかは、わかりませんが、一般企業でマネージャー業や個人で社長業として、人事の採用をやっていた経験が6年ほどになるので、どのような視点で見ているのか。ある程度は想像も付くのと、消防組織で勤めていた経験からこんなところかなって観点で、お話ししていきます。

◯ 身だしなみ

一番大事です。
消防士という職業は、都民の方から見られていますし、毎日のように傷病者に接します。なので、身なりで不快感を与えるような人物は消防士としてふさわしくないと言っても過言ではありません。ではどのようなことに気をつければ良いのか??

1つは、頭髪

 坊主と長髪はNGです。坊主は893ヤクザさんと同じように威圧感があるので基本的にはNGです。って言っても、坊主の人はたまにいます。高校球児とかで、坊主にしている人は理解はしてくれると思うので、そのままで大丈夫ですが、中途半端に伸びている人は切っていきましょう。長髪は自分のこれぐらいの髪の毛も多いぐらいです。なので、スポーツ刈りがベストです。

2つ目が、ヒゲの処理

 鼻毛の処理もね。。。ちゃんと見てますから!!

清潔感を意識しましょう。

3つ目が、スーツの着こなし

 ダボダボのスーツを着ないとか。アイロンがかかったスーツを着用して行く事。ネクタイをしっかり上までしめること。因みに、ネクタイの締め方はウィザーノット結びってヤツです。

リンクを貼っておきますので、動画を見終わったら、確認して見てください。消防士になったら、この結び方が主流なので今からやって置いて損ありません。って感じで、身だしなみを整えましょう。

◯ 礼節

・・・社会人になるとマナーや礼儀などを心得ることは必須項目の一つ

なんか難しい言い方に、なってますが、要は、立ち振る舞いです。

消防には礼式ってものがあるので、似通った言葉だったので、礼節という難しい言い方をしてみました。

面接の練習をしている人は、知ってるかもしれませんが、面接の時に言葉と動作が一緒にならない事。例えば、こんな感んじ!!悪い例から、、、面接室に入る時、失礼します。(動作が同じ)正しい例は、失礼します。お辞儀!!面接終わったら、ありがとうございました。って言ってから、立ち上がる。この時点で、お辞儀の角度は意識する必要はないので、キレだけは意識しましょう。

次に、試験官の話をしっかり聞く

試験官が面接の前に、面接までの手順を話してくれています。

例えば、試験会場で、ブースに分かれて面接は同時に複数行われているで、そんなに大きな声を出さなくても大丈夫です。と言われれば、大きい声を出さない。

そう言ってるにも関わらず、大声を出してる人が偶にいるので、こう言うのは減点対象でしょうね。なので、歯切れのいい声を意識しましょう。消防士は元気が大事とか思って大声で面接の練習をしてたりする人もいるかもしれませんが、そこまで声を張り上げた練習ではなく、ハキハキと話す練習をすることをお勧めします。

◯ 論理的表現力

 ここが正直めちゃくちゃ難しいところです。

みなさんが苦労するところですが、みなさんは運がいいですね。この後、スッキリするはずです。まずは、志望動機や自己PRの分かり易く伝える方法を教えます。すでに、知っている人もいるかもしれませんが、知ってる人は再確認して、知らない人はすぐにパクってください。ってことで、説明していきます。

まずは、志望動機や自己PRは3つ用意しましょう。

 

例えば、はらちゃん127番です。

志望動機を教えてください。って言われたら、、、

私の志望動機は大きく3つあります。

第一に、東京消防庁は世界一の消防組織であること、その中で自己研鑽ができると感じたからです。
約1万8千人の組織を運営している最大の消防組織で、その中でも選りすぐりの人命救助の精鋭で構成されたハイパーレスキュー隊に入隊して、人命救助の最前線で活躍したい日本の消防を代表するような人財になることが、私の目標です。

第二に、自己分析をして、消防士という職業に一番適性があると感じたからです。

なぜなら、学生時代から体育会に所属しており、ここまで自分自身の体力面や精神面に関して、トレーニングを積んできました。この今まで積み重ねてきた体力や精神面には自信があり、この自分自身の能力を最大限に行かせるのが消防という職業であり、人命救助ができるような職業は他にないと感じました。

第三に、とか最後に、、、〇〇です

なぜなら、、、、

以上が、私の志望理由です

って感じで締めます。

◯悪い例

 悪い例は、初めに理由が3つあることを述べずに、いきなり志望理由を話し出すことです。試験官も人間なんで、聞く準備をしてもらうことが必要なのと、3つあると言うと、3つに意識してくれるからです。なので、いきなり志望理由を話すのではなく、「志望理由は大きく3つあります」って言う前置きを入れましょう。

こんな感じで、面接の構成のポイント

先に結論を述べてから、理由の順番で述べることです。

◯なぜ3つ用意するのか

 志望動機と自己PRを、なぜ3つ用意しているかというと、おおよそ3分で終わるからです。2つでもいいんですけど、2つだと内容の密度と時間配分が少な過ぎるということ、4、5つもあれば、多過ぎるということです。なので、3つがちょうどいい情報量構成になります。こんな調子で、面接官からの質問が飛んできたら、結論・理由の順で応えるのがベターです。

こんな感じで、志望動機と自己PRか、必須で準備をしてると思うんですが、どんな質問が面接官から飛んでくるかというと、履歴書を見られて質問されるパターンと自分自身が回答した内容に突っ込まれます。

・こんな質問が来る例

 例えば、さっきの例であげたハイパーレスキュー隊に入隊すること、みたいな言い方をしているので、「ハイパーレスキュー隊の入隊の仕方は知ってますか?」って質問を返されるかもしれないので、それは用意しておくのは、必須です。もし分かりませんって回答したら、「ホンマになる気あるん?」ってなります。

っでもし、分からん質問がきたら、どうするか??

もしそうですね。「世界で2番目の消防組織はどこか知ってる?」って質問返されたら、まずないとは思いますけど、「申し訳ありません。分かりません。私の勉強不足です。」って回答がベターです。確かニューヨーク消防署だったと思いますが、気になる方は調べて見てください。

◯ 一緒に働きたい人とは

 では、最後に皆さんに質問です。
一緒に働きたい人物像ってどんな人ですか?

よく言われませんか?面接のコツは、どんな人と働きたいか?一緒に働きたいと思わせることだって!!っでも抽象的すぎて分からなくないですか??

ここに関して、自分の基準をお話しすると、コミュニケーションがスムーズに進むかどうかです。恐らく、消防の人事の人も大きく離れてはないはずです。

どういう事かというと、例えば、上司にこんな質問されます。

「はらちゃん、PAの報告書終わった?」って聞かれた時、なんて応えますか??

「ちょっと、食当でさっきまでご飯作ってました。」Aさん

「まだ終わってません。15分ぐらいで終わります。」Bさん

どっちがスムーズに進みますかね?

明らかに、後者ですよね。

PAの報告書が終わったかどうかの質問に対して、まずは結論から言ってますよね。Aさんは出来てない理由を述べてしまっているので、回答になってないんですよね。

出来てないなら、出来てないでいいんです。言い訳はコミュニケーションの過程を1つ増やしてしまうからです。

言ってしまえば、面接も同じです。面接官が見ている論理的表現力というのは、コミュニケーションがスムーズに進むかで、結論から簡潔に述べているかどうかです。

ってところで、何回も言います。

論理的表現力で大事なこと、必ず意識する事として

まずは結論から述べる事、その次に理由を述べるのがベスト

 

消防試験の面接で大切な項目3つ【①身だしなみ②礼節③〇〇力】6年間マネージメント(人事含む)をやってきた自分の経験からお伝えします(元消防士)
https://youtu.be/ZD6WoO8N7OI

東京消防庁の面接試験で実際にあった質問と自分の回答