僕はポンコツだったわけではない!!
むしろ、どっちかと言うと、優秀な成績を収めていた。では、なぜ卒業できなかったのか??
消防学校を卒業できなかったら何をするのか?
今はですね〜
フィリピンから、情報配信をしています。ってことで、海外スタイルで行きたいと思います。やっぱり、日本にいるとどうしてもきちきちと仕事モードになってしまうので、、、さて、、、
消防学校を卒業できなかった僕は、どうなったかと言うと通常は消防学校を半年間で卒業するのですが、自分はトータルで10ヶ月間消防学校にいました。余分に過ごした4ヶ月間僕は何をしていたか?と言うと、教官や助教の補助をしていました。補助って何してるの??って思いますよね・・・
何をしていたと思いますか??
ホンマに雑用中の雑用をしていました。書類のコピーとかいらない書類をシュレッダーにかけるとか。。。そんな感じで、教官や助教の裏方の仕事をしていました。それが大体リハビリをしながらだったので、約3ヶ月ぐらいです。それから、後期生と一緒に実科訓練(=消防技術訓練)をして、確か最後の実科査閲と言う消防学校(初任教育)の締めくくりをして、各消防署に配置していくことになりました。
後期送りとは?
では、なぜ僕が後期送りになったのかと言うのを説明しておきますね。
まず後期って何って思う人がいるかもしれないので、説明しておくと、先に消防学校に入庁した人を前期生と呼んで、その後に入庁してきた人の事を後期性といいます。
僕は4月入庁をして、その後8月入庁生がいたので、ここでは4月入庁生が前期、8月入庁生が後期になります。そして、通常は4月期の僕は10月に卒業配置といって、各消防署へ移動して行くんですけど、8月期生と同じ2月に卒業していくと言う。そんな流れです。これが後期送りですね。って感じで後期送りの説明が長くなってしまったんですけど、、、
後期送りになる理由
卒業でない理由はたった一つです。
ズバリ怪我です。もちろん怪我をしていても卒業できる人はいます。
自分と同じクラスの同期も怪我をしていたのですが、その同期は5月ぐらいに怪我をして卒業の8月頃には完治していたので、うまいこと卒業することができました。そして、自分のケースで言えば、卒業間際の実科査閲の訓練で肩の脱臼をしました。
単なる肩の脱臼で後期送りになるのって思う人もいるかもしれないので、伝えておくと、肩の脱臼だけでは、後期送りになることはありません。
では、なぜ僕が後期送りになったかと言うと、手術をしたからです。
恐らく前回の投稿を見てくれている方は、想像付くかもしれませんが、僕は特別救助隊(特急隊)を目指していました。ここで、自分が救急隊や本庁勤務を志望していたら、手術していないと思うので、もっと進路は変わっいたかもしれません。なぜなら、救助隊は災害現場で人命救助の最後の砦です。
そんなこともあり、消防という職業を理解している主治医の方から言われたのは、手術という選択でした。なので、自分は手術をすることにしました。
そうすることによって、もちろん1、2日で完治するものでもないので、手術する旨を助教と教官に伝えて、手術し卒業を遅らせることになりました。
という感じです。そして、僕と同じように後期送りになった同期はおおよそ700人中3人でした。すごいでしょ。ホンマに居ないです。半年で卒業できない人は!!
その他の卒業できない理由
っで、後これはホンマになるかどうかは、わかりませんが、体力試験で体力の基準が満たしていなかったら、卒業できないと言われますが、あってないようなもんでした。再試験再試験を繰り返して、卒業に間に合わせるってな感じで!!
ということで、僕は半年で卒業できずに、ポンコツになるわけですね。
まあポンコツになったというのは冗談なんですが、消防熱が冷めた瞬間でした。
最後に伝えたいこと
最後に皆さんに伝えたいことは、怪我や病気には本当に気をつけてください。これが人生を変えるきっかけになる可能性が高いので、もちろん全ての人がそうなるとは限りません。恐らくめちゃめちゃ頑張っている人や真面目な人ほど、陥りやすいと思います。ホンマは怪我や病気なんて対したことないんですよ。長い人生の本の一瞬なんで、、、ただその瞬間は本当に苦しいです。僕も経験者だからわかります。なので、これから消防学校に行くことが決まっている人は十分に気をつけてください。
ではまた。
https://winningcareer.net/2020/03/02/三流大学から大卒ストレートで、消防試験に合格/