ライフハック(Lifehack)

仕事の価値は自分で決める(あなたの仕事は『宿命』どうですか?)

コンビニの前で、ガラス店の人たちが、トラックに乗り込んで、恐らく建設現場に行こうとしている姿を見ました。 

極々普通の日常にありふれた風景です。


この真夏の熱い日差しの中、外で働居ている人もいます。
何かを作っているんです。

何を作っているんだろう?
想像します。

個人の家、いろんな人が使う建物、それとも会社屋
店舗・映画館・喫茶店
何だろう?

 

 

ちょっと、インタビューしたいです
「あなたは何をつくっていますか?」と

 

○ 同じ仕事でも人によって違う 

答えは何でしょうか。

A 「窓を作っています」
B 「家を作っています」
C 「暮らす人が快適でいる空間を作っています」
D 「住む人の未来を作っています」
E 「地域の安らぎと景観を作っています」

どんな答えになるのか?
結論は、どれも正解だと思います。
間違っているものはひとつもありません。
すべて、建設に関係する応えだからです。

視点をどこにおくか?
自分が行なっている仕事に対しての意味付けをどのようにするかです。


○ 視点の違いで仕事の質は変化する

では、 もしあなたが、、、
「ガラス店で働くのはなぜですか?」
と聴かれたら、どんな応えを出しますか?

A 「ここに雇ってもらえたから」
B 「給料を得て、生活をするため」
C 「窓、ガラスが好きだったから」
D 「いずれ、ガラス店で独立したいから」
E 「ガラスや窓が人を元気にすると思う。僕は窓を作ることで人を元気にしたいから」

どの回答をしたとしても、すべて正解です。
で、働いている人にとって、働くモチベーションが向上するのは
どの回答なのでしょうか? 

これもまた人それぞれに、モチベーションの上がり方は違ってくると思います。お金が必要という人は、お金に対する執着心が強く、給与や待遇がいいから、モチベーションが上がるという人もいるでしょう。

 

○ お金の切れ目が縁の切れ目

なので、A・Bのとりあえず働いている人やお金のため・給与のために働いている人は、お金に対する不満が、まず初めに出てきます。
そして、満足がいかない給与で働いていると、ブツブツ愚痴を漏らしながら、仕事をするので、仕事のクオリティーを落とすことに繋がります。もしくは、他の給与面の条件がいい職場へ転職していくことになります。

 

○ 好きな仕事は意外と脆い

次に、Cのガラスが好きでやっていた仕事人は、給与面に関しては不満は然程出ないにしても、好きじゃなくなる瞬間がくることがあります。
例えば、人間関係です。
元々は、就職し始めは好きで、仕事をしているケースが大半です。
皆さんも思い出して下さい。就職して、初めっから死んだ魚のような目をしている人は、まず少ないです(たまにおるけど、、、)当初は、就職した先でも将来やキャリアアップや同期との交流もあり、これからやりたいと想って入った会社で、好きな仕事をできると、期待に胸を膨らませていることでしょう。

それは、間も無く、先輩や上司の熱意の低さとともに、自分のモチベーションも次第に下がって行きます。それは、人は周りの環境に影響を受けやすいからです。なので、好きな仕事が、好きではなくなる瞬間は度々訪れます。

 

○ 目標や目的はブレないキャリアのコンパス

次にDの人は、目標や目的があるので、周りがどうであろうと関係ないので、自分の目標に向かって、走り続けることができます。なので、多少の無理難題に対しても、

これは今乗り越えなければいけない壁

と開き直って、自分の未来を信じて、取り組むことができます。
会社としては、非常に頼りになり、貴重な人材です。
ただ、この人は、いずれは会社には居なくなります。そして、あまり周りに影響もされないタイプの人間なので、会社の理念や社是に関係なく、淡々と仕事をして成果を出せていける存在です。

 

○ 志を共有する

最後に、Eの人材です。
会社組織とすれば、このタイプの人材を育成していくのがベストです。
なので、会社に理念やビジョンがなければ、このような人材を生み出すことは不可能です。よほど優秀で、自分の仕事の価値は自分で決めると、能動的な人間でなければあり得ません。会社としての核となる志がなければ、勝手に生まれることはありません。

もし、あなたが会社員として、仕事をしているとするならば、Eの人材になって自分の仕事の価値は自分で決定し、仕事に対して取り組めたら、仕事は楽しくて一生懸命に取り組むことができるでしょう。そして、一生懸命に全力でやるから、仕事を好きになっていけば最強です。

もし、店長や管理職なのであれば、共に働いているチームの志を明確にすることが最優先事項です。そうすると、継続的に成果を残し続けるチームが作ることに近づいていけるでしょう。

             

 

○ まとめ

では、あなたの仕事はなんですか?
また、あなたがそこで働く理由はなんですか?

その答えで、あなたのモチベーションが上がってくると僕は嬉しいです。

自分の未来は自分で創る!!
今日ここにない未来を自分が創る!!