根拠を持って、仕事をする事
消防官は地方公務員に当たります。民法や消防法を元に業務を行っています。だから、法律を取り扱うので、お堅いと言われ、理屈っぽいと言われる方は多いですね。
一方で、破天荒な体育会系の暴走する人も多いですが、、、、笑
また、規律や行動基準の従順です。人命救助第一優先とか。火災に対しての対処法の基準があります。(ちょっと、今はだいぶん忘れましたが、)
自分自身がやる仕事を、解らずにただ作業をやるのではなく、理解した上で、仕事をすることを教わりました。また、解らないことがあれば、直ぐに質問しに行くのではなく、教本や過去の書類等を調べて、解らなければ聴きに行くということ。
それって基本的なことじゃ無いのって思うかもしれませんが、新卒の方は初め解らないの人は多いし、社会人経験がある方でも出来ていないことが多いです。
だから、今も自分自身がやる仕事や行動には、なんらかの根拠があり、ロジックや効率的、生産的を意識しています。大体の行動理由を話せます。
例えば、現場の細かい部分でいうと、自分が作業で使用するものの位置は固定化する。よく使うアプリをカテゴリ分けせずに、トップ画面に配置、その他の使用頻度が少ないものはカテゴリ分けして、まとめて管理する。パソコン上のデスクトップ整理は時間短縮の必須なので、必ず整理して保存する。メールホルダを整理する。日々の日報の作成は、一からメールを立ち上げて、送信先を入れて行くのは面倒なので、下書き保存もしくは、コピペをして再利用する等々、挙げれば色々あると思います。
で一体それがなんの根拠なんですか??っと疑問に思ったあなた!!
鋭いですね。笑よく聞かれることがあるんですよ。「なんでそんなに仕事終わるん早いん??」その根拠が上記にことです。準備が全てです。ゴールを想定して、逆算して準備して行くと、仕事は効率的・生産性高く終わります。そして、それが根拠の材料になって行きます。
消防時代には、こんな出来事がありました。(ちょっとプチ自慢です。)消防の研修の最後には、体力試験、消防技術試験と座学試験があります。結果的に言うと、体力試験では2位、消防技術試験では1位を獲得することができました。私が、この成績を残せた根拠があります。体力試験においては、重視されるのが、敏捷性、持久力、瞬発力、柔軟性、筋力のバランスです。自分はどの種目も1位を取っていません。でもトータル2位になりました。恐らく、当時の同期は驚いたと思います。私は、1位を取れると思ったのですが、そこは想定外でした。笑
どう考え戦略立てて挑んだかと言うと、まず、箱根を走るほどのスプリンターがいましたが、陸上の中長距離選手は、持久力はずば抜けているが、筋力に隙があった。次は日体大の元体操選手は、内村航平選手の1つ先輩みたいです。っで、体操選手は筋力がずば抜けているけど、持久力で隙がある。また、元Jリーガー選手と国体の元長崎選抜は持久力を筆頭に、バランス型と分析し、大体の想定内で順当に進みました。そして、当の私は自分で言うのもなんですが、高い水準で、全種目に於いて、隙がありませんでした。それも、人がやっていない間にやっていた積み重ねです。技術試験においては、本当に単純です。周りが全くやってない分、ここまでやれば勝てるという基準がありましたので、誰よりもやっていた自分が1位になっただけです。体力試験のスタートラインは、同期の中でも差はあったと思いますが、技術試験は、みんなスタートラインは一緒です。なので、当たり前の結果です。笑
こんなこと言ったら、同期に怒られそうなので、この辺で!!
ってな訳で、仕事には根拠を持ってすれば、仕事のミスは少なくできます。さらに、生産性も高まって行きます。根拠建てて、ダメだった場合は、根拠が甘かったんです。ソフトバンクの孫正義さんはこう言っています。「想定外はない。想定外があったと言うならば、考えが足りていないという事だ。頭がちぎれるぐらい考えないと勝てない。」
GOOD LUCK