「ラグビー部の夏合宿といえば菅平って聞くけど、どんな場所?」

「なぜ全国からラグビーチームが集まるの?」

「実際の菅平合宿って、どんな1日を過ごす?」

ラグビー経験者なら、

「菅平」

という名前を一度は聞いたことがあると思います。

ラグビーの試合の聖地といえば花園。

そして、

ラグビーの夏合宿の聖地といえば菅平。

私自身も学生時代にラグビー部へ所属し、実際に菅平で夏合宿を経験しました。

この記事を最初に書いた2019年当時は、

「とにかく菅平はラガーマンだらけ!」

という体験談中心の記事でした。

今読み返すと雑談もかなり多かったので、今回は、

  • なぜ菅平がラグビー合宿の聖地なのか
  • 菅平ではどんな合宿をするのか
  • 実際に私が経験した1日の流れ
  • 菅平ならではの雰囲気
  • 合宿から学んだこと

まで整理して紹介します。

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結論|菅平は「全国のラグビーチームが集まって鍛え合う場所」

長野県上田市にある菅平高原は、現在もラグビーをはじめとするスポーツ合宿の聖地として知られています。

菅平高原旅館組合の案内では、高原内には100面以上の芝グラウンドがあり、夏にはラグビー・サッカー・陸上など約1,200チームが高地トレーニングに訪れるとされています。

実際、2026年にも大学ラグビー部やラグビースクールなどが菅平で夏合宿を実施しています。

つまり菅平は、

一部の強豪校だけが集まる場所

というより、

全国からさまざまなレベル・年代のラグビーチームが集まり、練習・試合・交流を行う巨大な合宿地

と考える方が正確です。

そもそも菅平高原はどこにある?

菅平高原は、

長野県上田市

にあります。

標高の高い高原地域で、冬はスキー、夏はラグビー・サッカー・陸上などのスポーツ合宿地として利用されています。

私が初めて行ったときに感じたのは、

「街全体がスポーツ合宿のためにあるような場所だな」

ということでした。

夏になると、

ラグビーウェア。

ジャージ。

短パン。

チームバッグ。

を持った選手たちが普通に歩いています。

ラグビー経験者からすると、

街を歩いているだけでテンションが上がる場所

だと思います。

なぜ菅平はラグビー合宿の聖地なの?

理由の一つは、

とにかくグラウンドが多いこと

です。

一般的な地域なら、

「ラグビー場を何面も確保する」

だけでも大変です。

しかし菅平高原には100面を超える芝グラウンドがあります。

そのため、

午前:練習

午後:他チームとの試合

翌日:別チームと合同練習

といったスケジュールを組みやすい。

そして全国からチームが集まるので、

普段なら対戦できない相手と試合できる

ことも大きな魅力です。

私が菅平へ行く前は六甲山で夏合宿をしていた

私のラグビー部時代は、1年生・2年生の頃は六甲山で夏合宿を行っていました。

そして3年生のとき、

初めて菅平へ行くことになりました。

ラグビーをしていたので、

「菅平=ラグビー合宿の聖地」

ということは知っていました。

だから、

「ついに菅平に行ける!」

という感覚だったのを覚えています。

旧記事にも書いていましたが、学生だった当時の私にとっては、かなりワクワクするイベントでした。

菅平ラグビー合宿では何をする?

チームによって当然違います。

私が経験した合宿では、

合同練習+練習試合

という形が多かったです。

午前|合同練習

午前中は他チームと合同で練習することがありました。

これがかなりきつかったです。

普段とは違う選手。

違う指導者。

違う練習メニュー。

の中でトレーニングします。

自分たちだけで練習していると、

「このくらいでいいだろう」

となることがあります。

でも他チームと一緒になると、

自分たちの基準が高いのか低いのか

が分かります。

午後|練習試合

午後は練習試合。

全国からチームが集まっているため、

普段の地域では対戦する機会の少ないチームと試合できます。

2026年の菅平合宿でも、複数チームとの交流戦を組んでいるラグビースクールの事例があります。

これは菅平ならではの魅力です。

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菅平合宿の1日のイメージ

私の経験をもとにすると、イメージはこんな感じです。

6:00前後 起床

↓ 

朝食・準備

↓

午前練習・合同練習

↓

昼食・休憩

↓

午後練習・練習試合

↓

宿舎へ戻る

↓

風呂・夕食

↓

ミーティング

↓

就寝

↓

翌日また練習

もちろんチームによってスケジュールは違います。

でも、

「朝から晩までラグビー」

という感覚は、多くのラグビー合宿に共通すると思います。

合宿中は食事もかなり重要

ラグビーは身体を大きく使う競技です。

そのため合宿では、

食べることもトレーニングの一部

というチームもあります。

特に高校・大学ラグビーでは、

練習量。

消費カロリー。

体重維持。

身体づくり。

を考える必要があります。

現在の菅平の宿泊施設でも、スポーツ合宿向けの受け入れが行われています。実際、2026年のラグビースクール合宿でも、成長期の選手を支える食事について紹介されています。

練習して、

食べて、

寝て、

また練習する。

学生時代の合宿は、まさにその繰り返しでした。

菅平へ行って一番感じたのは「自分たちの基準が分かること」

私が菅平で一番良かったと思うのは、

単純にたくさんラグビーができたことだけではありません。

全国からいろいろなチームが来ます。

すると、

身体が大きい。

走るのが速い。

当たりが強い。

声が出ている。

練習のテンポが速い。

規律が徹底されている。

というチームを間近で見ることができます。

そこで、

「自分たちはまだまだだな」

と感じる。

逆に、

「ここなら自分たちも通用する」

と分かることもある。

普段と違う環境へ行くことで、

自分たちの現在地を客観的に見られる

のが合宿の大きな価値だと思います。

「強豪校しか菅平に行けない」は違う

旧記事では、

「全国の強豪校しか参加していない」

という趣旨で書いていました。

ここは修正します。

菅平は特定の大会ではなく、

スポーツ合宿地

です。

そのため、

高校。

大学。

ラグビースクール。

クラブ。

など、さまざまなチームが利用しています。

2026年にも大学ラグビー部や小中学生のラグビースクールなどが合宿を行っています。

もちろん全国トップレベルのチームも来ます。

だからこそ、

幅広いレベルのラグビーを同じ地域で見ることができる

のが面白いところです。

他競技の合宿とラグビー合宿で違うと感じたこと

私は中学生の頃には野球をしていました。

そのため、

野球部の合宿

と、

ラグビー部の合宿

の両方を経験しています。

私の場合、野球部時代は練習試合を多く行いました。

一方、ラグビー部では、

合同練習。

練習試合。

の両方をかなり経験しました。

もちろん、これは競技全体のルールではなく、

私が所属したチームでの経験

です。

ただ、他チームと合同練習をすると、

普段とは違う考え方を吸収できます。

「こんな練習方法があるのか」

「このチームはここまで細かくやるのか」

と学べる。

これは試合だけでは得られない経験でした。

合宿は「ラグビーが上手くなる」だけではない

合宿中はチームメイトとずっと一緒です。

起床。

食事。

移動。

練習。

風呂。

ミーティング。

就寝。

まで一緒。

当然、

疲れる。

イライラする。

失敗する。

意見が合わない。

ということもあります。

その中で、

自分の役割を果たす。

周囲へ声をかける。

きつくても動く。

チームで協力する。

という経験をします。

今振り返ると、

こうした経験はラグビー以外の仕事にもかなりつながっている

と思います。

ラグビー経験は消防士を目指すうえでも活きた

私はその後、東京消防庁の消防士になりました。

消防とラグビーは当然別の仕事・競技です。

でも、

チームで動く

という部分には共通点があります。

ラグビーでは、一人だけ強くても試合には勝てません。

消防活動も、一人だけ優秀なら成立する仕事ではありません。

隊長。

機関員。

隊員。

救急隊。

救助隊。

それぞれが役割を果たして活動します。

ラグビー部時代に、

仲間と一緒にきつい練習をする。

声を掛け合う。

自分の役割を理解する。

という経験をしていたことは、消防士になってからも無駄ではなかったと思います。

消防採用試験で部活動経験が有利なのかについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:部活をしている方が消防試験に有利?元東京消防庁消防士が解説

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体育会系だから消防士に向いているとは限らない

ただし、

ラグビー部=消防士に向いている

という単純な話ではありません。

消防士には、

体力だけでなく、

協調性。

判断力。

コミュニケーション。

継続力。

学習する力。

なども必要です。

運動部経験がなくても消防士になれます。

逆に運動部出身でも、

チームで動けない。

人の話を聞けない。

勉強をしない。

なら苦労します。

消防士に必要だと私が感じた能力についてはこちらで解説しています。

関連記事:消防士になるために必要な能力とは?元東京消防庁消防士が実体験から解説

菅平合宿で学んだことは「環境を変えると基準が変わる」

旧記事の最後には、

環境や場所が変われば価値観も変わる

と書いていました。

これは今でも残したい部分です。

同じ学校。

同じチーム。

同じ仲間。

だけで練習していると、それが自分の「普通」になります。

でも菅平へ行く。

全国のチームを見る。

別の練習方法を知る。

自分より強い選手と対戦する。

すると、

自分の中の普通が崩れます。

これは仕事でも同じです。

別の会社。

別の業界。

別の地域。

違う年代。

の人と関わると、

「そんなやり方もあるのか」

と気づく。

私は、学生時代の合宿には、

自分たちの基準を外から見る

という価値もあったと思っています。

菅平ラグビー合宿についてよくある質問

菅平はなぜラグビーの聖地と呼ばれる?

菅平高原には多数の芝グラウンドやスポーツ合宿向けの宿泊環境があり、長年にわたり多くのラグビーチームが夏合宿で利用しています。菅平高原観光協会もスポーツ合宿の聖地として案内しています。

強豪校しか菅平で合宿できない?

いいえ。

強豪校だけではなく、大学、学校、ラグビースクールなどさまざまなチームが利用しています。

菅平にはラグビー場がたくさんある?

はい。

菅平高原旅館組合の案内では、100面以上の芝グラウンドがあるとされています。

夏以外もラグビーはできる?

菅平は夏のスポーツ合宿で特に有名ですが、季節によって利用状況が異なります。冬はスキーなどのウインタースポーツも盛んな高原です。

菅平で試合を見ることはできる?

夏季には多くの練習試合・交流戦が行われています。観戦条件や各グラウンドの利用ルールはチーム・施設によって異なるため、現地や主催チームの最新案内を確認してください。

まとめ|ラガーマンなら一度は味わってほしい菅平の夏

菅平高原は今でも、

ラグビー合宿の聖地

として多くのチームに利用されています。

私自身も学生時代に菅平へ行き、

合同練習。

練習試合。

宿舎生活。

全国のチームとの交流。

を経験しました。

当時は、

「とにかくきつい夏合宿」

という印象も強かったです。

でも今振り返ると、

あの環境だから分かったこともあります。

自分より強い人を見る。

自分たちと違う練習を見る。

普段戦えない相手と試合する。

きつい状況で仲間と協力する。

こうした経験は、

単にラグビーが上手くなるだけではなく、

自分の基準を広げる経験

になりました。

その後、私は東京消防庁で消防士として働きました。

ラグビーと消防は別物ですが、

チームのために自分の役割を果たす

という考え方は、その後の仕事にもつながっています。

学生時代の部活動は、試合結果だけがすべてではありません。

そこで、

何を経験したか。

何を学んだか。

その経験を次にどう使うか。

まで考えると、社会人になってからも活きるものがあると思います。

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