全国一律の退校率を示す公的な統計は確認できません。ただ、私が東京消防庁に入庁した際は60人クラスで、最初の1週間に2人が辞めました。
なぜ、競争倍率が高く、難関の公務員になったのにも関わらず、1週間で辞めたのかを説明していきます。

消防学校を辞める人の割合は?

消防学校を途中で辞める人は実際にいます。

ただし、全国の消防学校を対象に「入校した人のうち何%が途中で辞めたのか」をまとめた公的な統計は、私が確認した限りでは見当たりません。そのため、「消防学校では○%が辞める」と一概には言えません。

私が東京消防庁に入庁したときは、約60人のクラスでスタートし、最初の1週間で2人が辞めました。単純計算では約3.3%ですが、これはあくまで私が経験した1クラスの事例であり、全国の消防学校の退校率を示す数字ではありません。

また、私自身も消防学校時代に「辞めようかな」と思った経験があります。消防学校は体力的な厳しさだけではなく、集団生活や規律、訓練など精神的にきついと感じる場面もあります。

では、難関の消防士採用試験に合格したにもかかわらず、なぜ消防学校を辞める人がいるのでしょうか。私自身の経験や周囲で実際に見てきたケースをもとに、主な理由を3つ紹介します。

消防学校を辞める主な理由3つ

①別の消防本部を再受験するため

東京消防庁の場合
本当は地元消防局に行きたかったが、合格通知を頂くことができずに、やむなく合格した東京消防庁に入庁したパターンがあります。このパターンは、多いです。実際に自分自身も東京消防庁に入庁したのにも関わらず、大阪に戻る予定で入りました。まずは、東京消防庁で、ハーパーレスキュー隊員へなるという夢を抱いて!!

その後、地方消防局を受験し直そうと考えていましたが、自分の場合は怪我によりその計画は全て狂いました。周りにも数人は地方消防局を受験し直して、帰って行った人もいます。他の消防本部を受験する場合は、所属先のルールや必要な手続きを確認し、必要に応じて上司や担当部署へ相談してください。

その逆もあります。地方消防局から東京消防庁へ来るパターンです。
基本的に、東京は給与水準も高く、志が高い方が多いので、東京消防庁での経験は人生の大きな財産になります。(もはや、消防士の仕事時代が人生の財産です)誰でもがなれる職業ではないからです。誇りを持ってください。

② 本当にやりたい仕事が別にあった

非常に稀ですが、本当はプロボクサーになりたかったが、親の助言で消防士になったという人もいましたが、直ぐに、本当に自分のやりたい道に戻って行きました。人生の選択肢は非常に多くなってきていると思います。
それはインターネットの普及により、いつでも、誰でも、どこでも、情報を手に入れることが可能になったからです。
人生の選択肢は、増えているが最終的に選択するのは、親でも友達でもありません。自分です。なので、自分がやりたい道を選んだ仲間を自分は尊重します。
そして、応援しています。

自分自身も親の吊り込みみたいなところはありました。
幼い頃から常に『公務員になりなさい」としか言われたことがない!!
ただ、自分自身も消防士という職業は、天職だと感じるぐらいに大好きでした
熱中していました。でないと、消防学校時代にトップの成績を残せることはなかったです。決断は早い方がいい!!

③ 消防学校の厳しさに耐えられず辞める

私が消防学校で過ごした経験からすると、厳しい訓練や集団生活、精神的な負担を理由に「辞めたい」と感じる人は珍しくありませんでした。
消防学校は、『優秀な消防官を育成するところではない!!
消防士として、適性のない奴を振るい落とす場所だ
と言われたことが、非常に強烈なインパクトとして残っています。
まるで、映画の世界みたいです!!っw

実際に、消防士の仕事は体力も必要ですが、メンタリティの方が大切です。
人命救助という使命を背負っているからです。人の命を背負っているからです。自分が体力的にきついからと言って、その現場から逃げることはできません。キツイというメンタルや苦しいというメンタルを拭い去る必要があります。
って言っても、全員がそんな化け物ばかりではありません。
自分がメンタルが弱いと思うなら、仲間に支えれられながら、乗り越えることだってできる。みんなそうやって乗り越えているから、心配はしなくて大丈夫です。現場も一人ではありません。仲間と乗り越えるものです。

消防学校を辞めたいと思ったらどうする?

消防学校での生活がつらく、「もう辞めたい」と思っている人もいるかもしれません。

私自身も消防学校時代に怪我をして、辞めようと思った経験があります。

だからこそ伝えたいのは、つらいと感じた瞬間に勢いだけで退職を決めなくてもいいということです。

まずは同期や家族、信頼できる上司などに相談してみてください。

消防学校では厳しい訓練だけでなく、集団生活や規律、人間関係など、これまでとは大きく違う環境で生活することになります。

そのため、一時的に「自分には向いていない」「もう続けられない」と感じることもあると思います。

一方で、時間をかけて考えても、

「やっぱり消防士とは別の道へ進みたい」

という気持ちが変わらないのであれば、転職することも人生の選択肢の1つです。

消防士を辞めることは、これまでの経験をすべて捨てることではありません。

消防学校や消防署で身につけた、

  • 規律を守る力
  • チームで行動する力
  • 責任感
  • 体力・精神力
  • 緊急時でも冷静に対応する力

などは、民間企業でも活かせる経験だと思います。

私自身も消防士を退職して別の仕事へ進みましたが、消防士として経験したことは今でも自分の財産になっています。

消防士を辞めた後の仕事が不安なら

消防学校を辞めたいと思っていても、

「消防士を辞めたら何の仕事ができるんだろう?」

「公務員しか経験していないけど、民間企業へ転職できるの?」

と不安になる人もいると思います。

特に若いうちは、自分にどんな仕事が向いているのか分からないまま退職するのは不安ですよね。

そんなときは、一人で転職先を決めるのではなく、就職・転職支援サービスに相談してから今後を考える方法もあります。

たとえば、JAICが運営する「就職カレッジ」は、未経験からの正社員就職を支援しているサービスです。

消防士以外にどんな仕事があるのか、自分にはどんな仕事が向いているのか分からない場合は、こうしたサービスを利用して第三者に相談してみるのも一つの方法です。

消防士を辞めるかどうかを決める前に、「辞めた後にどんな選択肢があるのか」を知っておくだけでも、判断材料は増えます。「未経験からの正社員就職について相談してみる」

※サービスの対象条件や最新の支援内容については、公式サイトで確認してください。

まとめ

難関公務員試験を通過して、消防士になったのにも関わらず、消防士を退職する方はいます。私も辞めた身です。消防学校を卒業間際に、手術をする程の怪我をして、私はその時に辞めようと思いましたが、母親に言われた言葉があります。

あんたがなりたいって言って、消防士になったんやけん。もっととことんやりっ!!消防士になりたくても成られへんかった子のこと考えな。」っと言われて、私は目覚めました!!そっから自分なりに努力をして、約3年半の消防生活に終止符を打ちました。私は非常に特別な経験をした存在です。
通常は、半年の消防学校を10ヶ月も過ごしました。(手術後のリハビリのために)

消防士として、勤めた経験は人生の財産になりました。
感謝しています。
そして、怪我をした事を前向きに捉えることができる今の自分の生き方を誇りに感じています。

皆さんも自ら選んだ人生の道を誇りに!!
前向きに生きましょう!!

 

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