「消防士になりたい」

「今の仕事を辞めて、新しい仕事に挑戦したい」

「資格を取って人生を変えたい」

「いつか自分で事業をしたい」

人には、それぞれやってみたいことがあります。

でも何か新しいことを始めようとすると、

「無理じゃない?」

「やめといた方がいいよ」

「安定してるんだから、そのままでいいじゃん」

と言われることがあります。

もちろん、本当に心配して言ってくれている場合もあります。

それでも私は、

最初から人の夢を否定する人ではなく、挑戦する人を応援できる人でありたい。

と思っています。

私はそれを、

「ドリームサポーターとして生きる」

と考えています。


ドリームサポーターとは?

「ドリームサポーター」という言葉は、一般的に、誰かの夢の実現や目標達成を応援する人・存在という意味で使われています。

ただ、私が考えるドリームサポーターは、

「なんでもいいから頑張れ!」と言う人ではありません。

危険なことなら止める。

現実的に難しいことなら、課題を一緒に考える。

別の方法があるなら提案する。

それでも本人が挑戦したいなら、

「じゃあ、どうすれば実現できるか考えよう」

と言える人。

それが本当のドリームサポーターだと思っています。


私自身、人生が予定どおり進んだわけではない

私は東京消防庁に入り、消防士として働きました。

消防士になる前は、

「東京消防庁に入れば、自分の人生はある程度決まる」

くらいに考えていた部分もありました。

でも実際の人生は、そんなに単純ではありませんでした。

消防学校では怪我をして手術を経験しました。

消防学校を辞めようと思ったこともあります。

そのとき母親から、

「自分がなりたいと言って消防士になったんだから、もっととことんやってみな」

という趣旨の言葉を言われました。

私はそこからもう一度踏ん張り、消防学校を卒業し、最終的に約3年半消防士として勤務しました。

振り返ると、あのとき母親は、

私にとってのドリームサポーターだった

のだと思います。

「絶対消防士を続けろ」

ではありません。

「もう少し、自分が選んだ道をやり切ってみたら?」

と背中を押してくれた。

その経験は今でも強く残っています。

消防学校を辞める人や、私自身が辞めようと思った経験についてはこちらで詳しく書いています。

消防学校を辞める人の割合は?元消防士が実体験と辞める理由を解説


その後、私は消防士を辞めた

そして少し皮肉ですが、

私は最終的に東京消防庁を辞めました。

ここで大切なのは、

「あのとき辞めなかったのだから、一生消防士を続けるべきだった」

とは私は思っていないことです。

消防士になった。

消防学校を乗り越えた。

消防署で働いた。

そして自分なりに考えた結果、

別の人生を選んだ。

それでいいと思っています。

現在のプロフィールでも書いているように、私は消防士を辞めた後も別のキャリアを経験してきました。消防を続けることも、辞めることも、資格を取って別の道へ進むことも、その人自身が考えて決める選択です。

消防士を辞めるか悩んでいる人には、こちらの記事で私自身の経験もまとめています。

消防士から転職したい人へ|元東京消防庁消防士が転職先・辞めた後のリアルを解説


ドリームサポーターは「辞めるな」とも「辞めろ」とも言わない

これは、このブログを運営するうえでもかなり大切にしたい考え方です。

例えば、

「消防学校が辛いです。辞めたいです」

という人がいたとします。

そこで、

「せっかく合格したんだから絶対辞めるな!」

とだけ言うのは簡単です。

逆に、

「辛いなら今すぐ辞めればいい!」

と言うのも簡単です。

でも、人の人生はそんなに単純ではありません。

消防士になりたかった理由。

今どれくらい辛いのか。

人間関係なのか。

訓練なのか。

24時間勤務なのか。

消防という仕事そのものが合わないのか。

状況によって答えは変わります。

だから私は、

本人が自分で納得できる選択をするための情報を渡す。

ことの方が大切だと思っています。


「夢を応援する」と「現実を伝える」は両立できる

ドリームサポーターというと、

「何でも肯定する人」

と思われるかもしれません。

私は違うと思います。

例えば消防士を目指している人に、

「大丈夫!絶対合格できる!」

とだけ言っても役には立ちません。

実際には、

筆記試験があります。

論文・作文があります。

体力検査があります。

面接があります。

消防学校もあります。

だから、

「消防士になれるよ」ではなく、「なりたいなら、ここまで準備しよう」

と伝える。

これも応援です。

消防士になるまでの現実的な道筋はこちらにまとめています。

消防士になるには?採用試験から消防学校まで元消防士が解説【2026年】

夢を応援することと、現実を見ることは矛盾しません。

むしろ、

現実を知ったうえで、それでも挑戦したい人を支える。

これが一番強い応援だと思います。


私が考えるドリームサポーターの5つの姿勢

私自身が意識したいのは、次の5つです。

  1. 最初から「無理」と決めつけない
  2. まず本人の話を聞く
  3. 夢ではなく「実現方法」を一緒に考える
  4. リスクや厳しい現実も隠さない
  5. 最終的な決断は本人に任せる

特に最後が重要です。

応援する側が、

「あなたのためを思って」

と言いながら、自分の価値観を押し付けてしまうことがあります。

でも、

その人の人生を最後まで生きるのは、その人自身です。

サポートする側が人生を決めてはいけないと思います。


夢は途中で変わってもいい

これも、自分自身の人生を振り返って思います。

消防士になりたい。

消防士になる。

別のことへ挑戦したくなる。

夢が変わっています。

でも私は、

それでいいと思っています。

18歳のときの夢と、

25歳の夢。

30歳の夢。

40歳の夢。

全部同じである必要はありません。

新しい経験をすれば、価値観も変わります。

「昔こう言っていたから、一生その道を進まなければいけない」

では苦しくなります。


自分自身のドリームサポーターにもなる

そして、もう一つ大切なのは、

自分自身が自分のドリームサポーターになること

だと思います。

新しいことへ挑戦するとき、

一番最初に、

「自分には無理」

と言ってしまうのは自分自身だったりします。

「年齢的に遅い」

「頭が良くない」

「経験がない」

「失敗したら恥ずかしい」

そうやって、まだ何も始めていない段階で諦めてしまう。

でも、本当に無理かどうかは、

調べて、準備して、挑戦してみなければ分かりません。

例えば社会人から消防士を目指す人も同じです。

新卒でなくても受験資格を満たせば挑戦できます。

「もう社会人だから無理」と自分で可能性を閉じる必要はありません。

消防士の新卒・既卒についてはこちらの記事で解説しています。

新卒と既卒・社会人はどちらが消防士採用試験に有利?


このブログも「ドリームサポーター」でありたい

はらちゃんブログでは、

消防士になる方法。

消防学校。

採用試験。

消防士のリアル。

消防士からの転職。

資格・キャリア。

について発信しています。

全部に共通しているのは、

「あなたはこう生きなさい」と決めるための情報ではない

ということです。

消防士になりたい人には、合格するための情報を届ける。

消防学校が辛い人には、実際の経験を伝える。

消防士を続けるか迷う人には、消防以外の選択肢も伝える。

資格へ挑戦する人には、試験のリアルを伝える。

その情報を見たうえで、

最後に自分で人生を選んでもらう。

私は、そんなブログにしたいと思っています。


誰かの夢を笑わない人でありたい

人から夢を聞いたとき、

「そんなの無理だよ」

と言うのは簡単です。

成功しなければ、

「ほら、言っただろ」

と言えます。

でも、

挑戦する人の横に立つ方が難しい。

失敗したときも、

「次どうする?」

と言える。

うまくいったときは、

自分のことのように喜べる。

私は、そういう人でありたいです。

そして自分自身が何かに挑戦するときにも、

「どうせ無理」ではなく、「どうすればできる?」

と考えられる人でありたい。

それが私にとっての、

ドリームサポーターとして生きる

ということです。


まとめ|夢を決めるのは本人。周りは可能性を広げられる

人生には、

消防士になる。

消防士を辞める。

転職する。

資格を取る。

起業する。

別の夢を見つける。

さまざまな選択があります。

どれが正解かは、その人によって違います。

だから私は、

人の夢を勝手に決める人ではなく、その人が自分で決められるように支える人でありたい。

と思っています。

夢を応援する。

でも現実も伝える。

失敗しても否定しない。

別の道を選んでも応援する。

そして、

自分自身の可能性も最初から否定しない。

そんなドリームサポーターとして、これからも生きていきたいと思います。